練習しないで上達するー導入期のピアノ指導ー 呉 暁(著)/山本美芽(文)
なんて・・夢のような?!笑
どんな指導が?
どんなレッスンテクが?
いやいや・・そういう話じゃないのです。
私は、【音楽は自己表現で、バイオリンもピアノもあくまでもその手立ての一つ。】だと思っています。
そのためには、内側に”表現したいこと”があることが大前提で、バイオリンやピアノの技術を教えることももちろんだけど、その”内側”を肥やしていくことが何よりの使命だと思っています。
しかもその”内側”の思いは、どの子も持っていて・・
時にそれは、
私たち大人からすると「オォ〜!それがあったのね」っていうびっくりするような方法や視点だったりするのだけど・・
それでもできるだけ、
本人と楽器に危険が及んだり、誰かを傷つけたりしない限りはそのまま受け止めたいと私は思うのです。
本人と楽器に危険が及んだり、誰かを傷つけたりしない限りはそのまま受け止めたいと私は思うのです。
私自身も、色々持っていたのだけど、
途中で【受験】をきっかけにバイオリンが
人と競争する”競技”のようになってしまってから、
そういう気持ちを忘れてしまってずいぶん迷走しました。
嫌になって辞めてしまったしね笑
今でもそれを取り戻している課程です。
【音楽はもっと自由でいい】
頭でわかっているけれど・・
もっと自由に弾きたい。
純粋に楽しみたい!
でも「〇〇しなきゃいけない!」っていう中で弾いてきた期間が長すぎて、
「一体”楽しむ”にはどうすりゃいいのよ〜」「自由って何よ〜!!」って今でもジタバタしています。
だからこの本を読んでとっても勇気づけられました。
学生時代にずーっと感じてきた違和感や、
どうしてもハマらなかったあの感じも・・
な〜んだ、私だけじゃなかったのか。と。
レッスンのためにはもちろん、
先生ご自身のためにもオススメの1冊です。
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