私の母は、全く音楽とは無縁の人でした。
バイオリンはもちろん、
ピアノも弾けないし、
楽譜も読めない。
だけど、
小さいころからコンサートに
たくさん連れて行ってくれました。
最寄りの駅から電車で1時間半かけて、
水戸室内管弦楽団の本拠地、水戸芸術館まで。
多分、英才教育とかそんなのではなくて、
単純に母が好きだったのだと思います。
もしかしたら母としては、
コンサートを聴いて、
『私もあんな風になりたい!』
と思って欲しかったのかもしれないのですが、
全くそんなことは思わなくて笑。
でも、
たくさんの音楽に触れる機会があったことで、
確実に耕されていたのだと思います。
肥料をたーくさんもらったふかふかの土に、
たくさんのタネを蒔いてもらっていたのだなぁと。
今となってはこんな形でしか
伝えようがないのだけれど…
本当にありがとう。
コンサートを聴きながらそんなことを考えた夜でした。
レッスンは、未来への贈りものー。
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【”教える”を武器にする】