『ピアノ教本ガイドブック』の著者である山本美芽さんのblogの記事が早朝から胸に刺さりました。
前回の記事はこちらより 山本美芽さん【テキスト選びは指導計画づくり】
【上手いか、下手かー】
私は別にコンクールに沢山でたり、
小さな頃から英才教育でバリバリやってきたわけではないけど、
私自身の中に、バイオリンに対してずーっとこの尺度しかなくて、
正直なところ、ほんの最近まで弾くのが全然楽しくなかったのです。
上手いとか、下手とかー音楽ってそうじゃないと、気づきをくれたのは長女でした。
『才能がない』『センスがない』ー。
学校でも子供達がよく口にします。
そんなのは問題じゃない。売ってたら先生だって買いたいぐらい笑
『間違えたらどうなりますか?』ってこれもよく聞かれる。
どうもなりません。
ミスは、擦り傷。
運動会でよ〜いどん!って走って転んでも、
走らなかったことにはならない。
そこで走るのやめちゃったら棄権だけど。
間違えようが何しようが、
“弾いた”事実には変わりがない。
まずは、
そこに立って、”弾いたこと”、
それだけでよし!!
無頓着な演奏をしろというわけではなくて、
必要以上に【間違い】や外からの【評価】を怖がることをやめよう。