中学生以下の生徒さんには、練習カレンダーをつけてもらっています。
理由は2つあって、1つは”見える化”することでモチベーションUPにつなげたり、
シールを貼る楽しみなど、生徒さん側のもの。
もう1つは、レッスン内容の定着度を検証するための手がかりとして活用する講師側のもの。
練習どれだけしてるの?!っていうプレッシャーをかけたいわけでは決してありません。笑
上と矛盾したことを言いますが、
量は質に転化するー。この言葉通り、練習は”数”、”量”だと私は思います。
特に幼児期、導入期は、それだけ楽器に触ったか、音楽に触れたかー。
だけど、”質”が成果と結びつく領域というか時期もあって、
その見極めに練習カレンダーを参考にしています。
頑張ったんだよ〜!!と誇らしげな生徒ちゃん♪
お供のひつじさん&くまさんも一緒にパチリ♡可愛い〜!!
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先日のレッスンで、練習している様子はあるけれど、
仕上がりという意味で”成果”との結びつきが
ちょっと薄いなぁと思った生徒さんがいまして・・・
いろいろヒアリング。
『1回の練習、どれぐらい弾いてる?』
この話をすると、・・やべっ!!練習しなさいって怒られる〜・・とビビる生徒さんがほとんど(そりゃそうだ!私だってそう思っちゃう)なので、ちゃんと『そういう意味じゃなくてね・・云々』と説明します笑。
『どんな風に弾いてる?』
『全部通してる?』
『おうちの人にピアノで弾いてもらったりしてる?』
ふむふむ・・
聞いているうちにいろいろと見えてきました。
小学生も高学年になってくれば練習したことによって自分が上昇したのか、はたまた停滞中なのかわかります。
あくまでも”習いごとの範囲の場合”はですが、
たとえ10分〜15分でも、毎日積み重ねられたら大したもんです!本当に。
でも、一向に成果の上がらない10〜15分を毎日やるのって、
もうなんのためにやっているのかわからないし、辛すぎると私は思うのです。
”こなす”にならないように、”質”にも目を向けなければいけない時期だなと思います。
余談ですが、私自身は、と〜〜っても容量の悪いのでー、
数をこなし、湧いてきた疑問を理屈で整理して頭に入った上で、さらにある程度数をこなさないと入ってこない。
(文字にすると平々凡凡どころか凡凡凡の凹凹凹・・orz笑)
学生時代は、数こなし、湧いてきた疑問・・のあたりで心が折れること多々・・で、曲の進みが極度に遅かったです。
理論、理屈はともかく体で覚えるっていう人もいるだろうし、
いや、ポイント押さえておけばそこまで数打たなくても・・という人もいる。
どちらがいいとか悪いとかっていう話ではなくて、
自分はどういう性質なのか知ることが大切だと私は思います。
”練習”の質・量のエピソードとして、一つご紹介したいのは、
昨年の世界選手権リレー決勝で、
ケンブリッジ飛鳥選手に代わってアンカーを走った藤光謙司選手。
某テレビ番組で、『練習はほとんどしない』ー。
その理由は、詳しくはこちらでーhttp://news.livedoor.com/article/detail/14227539/
『人によっても違うと思います。』と。
今のスタンスで、31歳にして自己記録を更新するなど記録は右肩上がり。
決して周囲に流されることなく、”自分にとってのベスト”を貫く姿勢、そしてもちろん結果も出すー。
かっこいい〜!!!!
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