せっかくレッスンに来ているのに、弾こうとしない、
直前までなんともなかったのに、急にママに甘えて抱っこ抱っこ〜・・
なんだかんだ理由をつけてレッスン室を脱出!(「暑いからシャツ脱ぎたい」とかやたらに「トイレ」とか笑)
最初は『先生が待ってるよ〜』、
『〇〇ちゃん、頑張ろう〜』
な〜んて穏やかに声をかけるも・・・
だんだん語気が荒れてきます。
心の声➡︎え?なんで今?さっきまでやる気だったじゃん!!
も〜!!!今日何しに来たんだよ〜・・・
・・っていうのはレッスン始めた頃の長女(当時3さい)と私!!!笑
いや〜・・今思えば、酷なことを言っていた。(いや、心の声だから漏れていないはず笑!!)
求めていた・・というか。
【花まる学習会】で有名な高濱先生の言葉を借りれば、カンガルーに『なんで飛ぶのよ〜』って言ってたようなもの。
そりゃ飛ぶわ、カンガルーだもの。
このカンガルーのくだり、詳しくはこちらの著書です⇩肩の力がフッと抜ける1冊です。
私の教室でも、一番小さい生徒さんは3歳。
それぞれ元気にバイオリンを弾ける日もあれば、そうでない日も、もちろんあります。
ぴょんぴょん元気に動き回って、バイオリンどころでない日も。
でも、飛ぶの!カンガルーだから。
それが前提。笑
全然OK〜!!
楽器を粗雑に扱ったり、危険なことは止めますが、
弾くことは強要しません。
そして・・
やみくもにかけ続けても、貝殻と一緒で閉じていくだけなので、
様子を見ながら、声をかけます。
おうちの人でも、幼稚園の先生でもない大人と、
やり取りをしながらレッスンを受ける・・って・・
小さなハードルがいくつもいくつもあって、
楽器を弾くという以前に、
ちっちゃなハートでたくさん頑張っているんだぁというのが2児の母になっての気づきです。笑
レッスンとしては多少スローペースにはなりますが、
それぞれの子が
”感じていること”を大切にしながら進んでいきたいなぁと思っています。
すこ〜し大きくなってくると、弾きたがらない=おうちでの練習量と比例しているようです。
なかなか弾きたがらない時は、自分でも『弾けない』ことがわかっている時(笑)
成長している証ですね。